3.5MHzのJT65等の運用周波数はJAのバンドプランに合わせて3.570-3.575MHzに移行
JT65の開発チームに今年の春から相談していたのですが昨日お願いを聞いて頂いて80mの運用周波数をWSPRを含んで全て3.570-3.575MHzに移してもらいました。
この変更に関して開発リーダーのJoe Taylorが特段に以下のメモを残しています。
根拠はIARU Region1とRegion2で狭帯域デジタルに割り当てられている3.570-3.580MHzの内JAでは3.570-3.575MHzのみが利用可能であるためです。JAのためにという大変身勝手とも思える要望を受け入れて、5年以上使い続けた周波数を放棄する決断をした開発チームの寛容さと公平性への判断に大変感謝しています。
なお、JTDX-HFの新たなフォーマットT10の運用周波数は小生の要請に従ってすでに3.570MHzとなっていますのでJT関係のすべてのフォーマットが3.5MHzではJAのバンドプランに合致し海外局との交信が可能となり今後WSJT-Xの運用でオフバンドによる行政処分はなくなることになります。
(2017年7月9日)
追記:上記の運用周波数に合わせたソフトはCandidate Release for WSJT-X Version 1.8.0-rc1以降に採用されて以下のサイトからダウンロードできます。
https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/wsjtx.html
(2017年7月13日)
追記:WSPRの周波数がFT8の周波数とオーバーラップしているのでWSPRをJT65の0Hzから200Hzの部分に移行させました。そのためにWSPRのQRGは3.5686MHzとなりました。これは既にdevelop r79xxに反映されています。この配置法は1.8MHz帯、7MHz帯でも行われているので3つのバンドで統一された配置となりました。この配置法は、JAにとっては3.575MHzで送信制限がかかっているリグのWSPRの運用が楽になるメリットがあります。これでリグの設定に工夫がいるのはFT8のみとなりました。
(2017年7月22日)
この変更に関して開発リーダーのJoe Taylorが特段に以下のメモを残しています。
Previous 80 m use of JT modes has done a disservice to JA operators, who have no privileges on the current WSPR/JT65/JT9 allocations. To correct this we have moved the allocations to a part of the band where JAs can operate. Obviously this change will impact other non-WSJT-X users, so for now we suggest that if you intend to operate on 80 m JT65/JT9/WSPR then you manually change the working frequencies in WSJT-X ("Settings->Frequencies") back to the old allocations until a general availability release of WSJT-X v1.8.0 is published. This will allow time for other software teams to coordinate with us. The old allocations are: JT65 3.567 MHz (筆者注3.576MHzの間違い) JT9 3.578 MHz WSPR 3.5926 MHz
根拠はIARU Region1とRegion2で狭帯域デジタルに割り当てられている3.570-3.580MHzの内JAでは3.570-3.575MHzのみが利用可能であるためです。JAのためにという大変身勝手とも思える要望を受け入れて、5年以上使い続けた周波数を放棄する決断をした開発チームの寛容さと公平性への判断に大変感謝しています。
なお、JTDX-HFの新たなフォーマットT10の運用周波数は小生の要請に従ってすでに3.570MHzとなっていますのでJT関係のすべてのフォーマットが3.5MHzではJAのバンドプランに合致し海外局との交信が可能となり今後WSJT-Xの運用でオフバンドによる行政処分はなくなることになります。
(2017年7月9日)
追記:上記の運用周波数に合わせたソフトはCandidate Release for WSJT-X Version 1.8.0-rc1以降に採用されて以下のサイトからダウンロードできます。
https://physics.princeton.edu/pulsar/k1jt/wsjtx.html
(2017年7月13日)
追記:WSPRの周波数がFT8の周波数とオーバーラップしているのでWSPRをJT65の0Hzから200Hzの部分に移行させました。そのためにWSPRのQRGは3.5686MHzとなりました。これは既にdevelop r79xxに反映されています。この配置法は1.8MHz帯、7MHz帯でも行われているので3つのバンドで統一された配置となりました。この配置法は、JAにとっては3.575MHzで送信制限がかかっているリグのWSPRの運用が楽になるメリットがあります。これでリグの設定に工夫がいるのはFT8のみとなりました。
(2017年7月22日)
コメント
コメントを投稿