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Thetisを使ってみてーThetis料理手帳ー

  1.はじめに Thetisをインストールして従来のmRXPSと較べてみるとバンドスコープ画面は流れるようで帯域フィルターの切れもよく魅力的である。しかしながらやはりhoney trapはある。慎重に原因を探りながらの忍耐運用が続く。PCのCPUはIntel i7-8700@3.2GHzでグラボなしである。 2.送信時の音声の途切れ 送信音声に数秒ごとに途切れが発生する。途切れはMONでも確認できるしDUPで画面でも一瞬帯域が広がるのでこれを確認できる。AUDIO CODEC使用時でも発生するがVAC利用時のほうがはるかに発生頻度が高くなる。特にPURESIGNALを利用すると発生頻度が高くなる。同じ設定でmRXPSの場合は発生しないためThetis固有の問題である。 発生理由の原因はThetisはProtocol2を前提に設計しておりProtocol1を処理するためにコンバージェンスレイヤーを設けてプロトコル変換していることをPavelに教えてもらったのを思い出した。このレイヤーの実現はnetworkprotol1.cである。プログラムのソースを見るとvoid twistである。このひねりでパイプは詰まらないの?である。 当面の対策としてタスクマネージャーでThetisの優先度を高(H)にしたら発生は少なくなった。原因も対処法もだいたいわかったが、HPSDRの機能を表示のみに限定し変復調機能をPCからFPGA側に持って行ったFlexRadioのエンジニアの高笑いが聞こえるようだ。金欠のアマチュアとしてはここで踏ん張らなくてはと思うが、トホホである。 Windowsで優先度の設定は「https://itpc.blog.fc2.com/blog-entry-186.html」が役立つ。 今回は/HIGHと/ABOVEBORMALを試してみた。 任意の場所(デスクトップ等)に優先度を変更したいアプリのショートカットを作成。 作成したショートカットを右クリックしてプロパティを選択。 「リンク先」の先頭に  cmd /c start "" /BELOWNORMAL  を追加。 入力例  cmd /c start "" /BELOWNORMAL "C:\Program Files\foo\bar.exe" オプショ