10MHz帯でFreeDVがブレークしました

FreeDVに関して総務省の制度改正で2023年9月25日から

  • 一切の変更手続きなしで自由にOn-airできることになりました。
  • 10.120MHz以上の10MHz帯が音声(占有帯域幅<2kHzの制限で事実上FreeDVのみ)に開放されました。
これを機に今週末は10MHz帯の上端で最大3チャネルの運用が見られます。早朝から夕刻まで国内が安定して開いています。10MHz帯での運用は今の所JAのみです。

同時にFreeDVのGUIが改良されて世界規模でリアルタイムの運用状況が画面で確認でき便利になりました。今週末には世界で60局以上の運用が確認できます。JAの10MHz帯での運用が活発なのは一目瞭然で、現状日本語によるガラパゴス運用状態ですが、

FreeDV ReporterのChatページには

           <K5WH> 40m ls has some analog station for me here on 7200.
<K5WH> been hoping to get some signals into Japan someday.

の書き込みがあり最近JAが開拓した7.200MHzとともに世界はJAの動向に注目しているようです。

FreeDVを初めて以来こんな活況は初体験です。

左は10MHz帯のSDRスペクトラム画面で左がFT8の運用状況で右がFreeDVです。真ん中はFreeDVのメイン画面、右は新設GUIのFreeDV Reporterページで全世界の局の運用がリアルタイムにわかります。赤は送信中の局青はその信号を受信の局

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