JAの周波数割当を考慮したFreeDVのCalling Frequencyの変更
現状80mと160mのCalling FrequencyのListはJAにとってすべてがオフバンドであることを問題に取り上げてやり取りしていました。GUI担当のMoonerと80mは3.580MHzに追加でどうかというところまでは行きましたが、Moonerが多人数でとdigitalvoiceに話題を上げたところ雲ゆきがあやしくなりR2,R3を考慮して3.6120MHに移りその後USの下位クラスを考慮して3.8030MHzになってしまいました。ここはJAにとっては上の端3.805MHzのわずか2kHz下の辺境です。160mは最初は現状の1.997MHzを1.9120MHzでどうかと言われてたところ結局1.8700MHzで決着してくれました。
ということで結果は以下に書かれておりすでにCalling FrequencyにJAのためにとの理由で2つの周波数が変更されました。
https://github.com/drowe67/freedv-gui/pull/831
結論として、160mはJAのみならずグローバルなCOAを確立に貢献できたことには満足しています。よってFreeDVは1.850 ~ 1.900MHzがメインになるでしょう。80mは3.600MHzの近辺を狙っていたのですが実現しませんでした。理由はこの付近の開放はわずか12kHzで身動きが取れなかったためです。そのため3.612 ~ 3.662MHzと3.687 ~ 3.702MHzの開放をJARL・総務省に要望していくのが筋だと思っています。そうすれば現状の3.6250MHz, 3.6430MHz, 3.6930MHz, 3.6970MHzのすべてのCOAが利用可能になります。蛇足かもしれませんがFreeDVではWSJT-XのようにCOAを決めてここでの活動に注力するメディアではないと思っています。それよりも従来のPHONEの帯域をある程度棲み分けてデジタル用に確保するのがよいと思っています。例えば160mは1.85 ~1.90MHz, 80mは3.6MHz帯全部が今回見えてきました。
最後にオフバンドに関することですがCalling Frequencyで80mのほとんどと60mの3つすべてが該当します。ミスオペ防止のため削除要求しましたが、それはアマチュア無線技士としての資格で防いでいるとの回答で却下でした。これはアマチュア資格に誇りを持っている国の基本的な考え方でどうしようもありません。ミスオペ防止のため3.6MHz帯と5MHz帯は各自削除してください。
以上
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